梅雨が明けて日差しも強くなり、ついに本格的な夏の到来! 暑い時季はプールや川もいいけれど、今しか見られない美しい花々を見に行くのも趣深い夏の思い出に。これから見頃を迎え、さらに“写真映え必至”の花畑スポット2019年度版を、とちぎの百様の中から紹介します♪
【野木のひまわり様】「ひまわりフェスティバル」のひまわり畑
約30万本の元気なひまわりが町を彩る「野木町」。夏の風物詩である「ひまわりフェスティバル」では、3日間にわたり多彩なイベントや花火大会が行われ、毎年多くの人が訪れています。
≫とちぎの百様「野木のひまわり様」ページへ!
今年も「ひまわりフェスティバル」が開催!
野木町のシンボルにもなっているひまわりは、7月下旬~8月上旬に町内の至るところで見ることができます。7/26(金)~28(日)に開催する「第28回ひまわりフェスティバル」では野木町大字野木地内(野木第二中学校南側)に満開のひまわり畑が登場!
おすすめの写真映えスポットは、会場内に設置された見晴らし台。ひまわり畑が一望できますよ。
さらに…お楽しみが盛りだくさん♪
背の高い大きなひまわりに囲まれた巨大迷路をはじめ、ひまわりトレインに乗馬体験、そして夏まつりに欠かせない模擬店やカラオケ大会、打ち上げ花火などお楽しみがいっぱい! 子どもから大人まで、時間を忘れて盛り上がれそう♪
【とちぎの道の駅様】道の駅「明治の森・黒磯」のひまわり畑
那須の豊かな自然に囲まれた「道の駅 明治の森・黒磯」。奥へ進むと国重要文化財に指定された旧青木家那須別邸があり、周囲は異国情緒あふれる雰囲気に。前方にある「ハンナガーデン」ではひまわり、コスモス、菜の花など四季折々の花が敷地内を彩ります。
≫とちぎの百様「とちぎの道の駅様」ページへ!
旧青木家那須別邸とひまわり畑の美しいコントラスト
ハンナガーデンでは季節によってさまざまな花畑を楽しめ、8月上旬~中旬は一面黄色のひまわり畑を観賞できます。写真映えスポットは、旧青木家那須別邸を背景にしたエリア。鮮やかな黄色に空の青、白い洋館が写り込んだ景色は絵画のよう!
国重要文化財指定の貴重な建造物にも注目!
旧青木家那須別邸は、明治時代にドイツ公使や外務大臣等を務めた青木周蔵子爵が自ら開拓した農場に建てたドイツ風の西洋建築。「とちぎ明治の森記念館」として一般公開されています。
ひまわりの時季が過ぎると、花畑はコスモスの季節に。どちらも絵になりますね☆
【とちぎのスキー場様】ハンターマウンテン塩原「ゆりパーク」のゆり畑
那須塩原市にある首都圏最大級のスキー場。冬季は真っ白な雪で覆われるゲレンデが、7月~8月はカラフルなゆり畑に様変わり! 期間中は「ゆりパーク」が開園し、早咲き・中咲き・遅咲きの多品種のゆりが楽しめます。
≫とちぎの百様「とちぎのスキー場様」ページへ!
標高1,360mの高原に現れた色彩豊かなゆり畑
7/13(土)~8/25(日)の約1カ月間、ハンターマウンテンゆりパークでは「ゆり博2019」が開催され、園内各地で約400万輪のゆりの花を観賞できます。全長1,000メートル、約10分間のフラワーリフトから眺める“ゆりの絨毯”は必見☆ 高原ならではの澄んだ空気に、見渡す限りの花畑…まるで別世界に来たみたい!
リフトに乗って、頂上付近のゆりの世界へ
こちらの写真映えスポットは、フラワーリフトで登った場所にある「ゆり大斜面」と「白樺の丘」。「ゆり大斜面」はリフト乗り場から少し下ったところにあります。下から広大なゆり畑を仰ぐ光景は圧巻! 「白樺の丘」は頂上に向かって5分ほど登った場所にあり、遅咲き(8月中旬~)のカサブランカ系の大輪の花を見ることができますよ。
子どもたちが手がけた“デザインゆり”
園内には「花育プロジェクト」の一環として地元の小中学生が植えたゆりアートも。毎年恒例のフォトコンテストも実施中だそう。ゆり散策を楽しみながらチャレンジしてみて!
【あしかがフラワーパーク様】水上で可憐に咲くスイレン
年間150万人以上が訪れる人気スポット。樹齢150年の栃木県指定天然記念物「大藤」をはじめ、8つのテーマに分けられた庭園で季節の花々が楽しめます。10月下旬~2月上旬には500万球を超えるイルミネーションが装飾され、「日本三大イルミネーション」にも認定されています。
≫とちぎの百様「あしかがフラワーパーク様」ページへ!
美しく咲き誇るスイレンの花
藤、アジサイ、バラなど年間を通して美しい花々が咲くこちらでは、7月上旬~9月下旬にスイレンが見頃を迎えます。約1,500株の熱帯性スイレンは昼咲き種と夜咲き種があり、昼夜を問わず観賞できるとか。水面に映り込んだスイレンも素敵!
色とりどりの鮮やかな花に吸い込まれそう!”
一言でスイレンといっても、その種類はさまざま。色合いや花弁によって違った表情を見せてくれます。写真映えスポットは、正面ゲートから入ってすぐの場所にあるフラワーステージ。花に近づいて接写するのがおすすめ!8/17(土)・18(日)は夏の一大イベント「あしかがフラワーパークの夏まつり」も開催! 打ち上げ花火とスイレンの美しいコントラストも必見です。
【みかも山公園様】キツネノカミソリの群生
万葉集にも詠まれた三毳山(みかもやま)を活用した都市公園。広大な敷地の中にハーブ園、わんぱく広場、関東の富士見百景に選ばれた富士見台など、見どころ・遊びどころが満載! ハイキングコースとしても人気です。
≫とちぎの百様「みかも山公園様」ページへ!
ハーブ園に広がるラベンダー畑
公園西口には「みかもハーブ園」があり、取材時はラベンダーが見頃を迎えていました! “ラベンダーグロッソ”という暑さに強い品種で、頭がスッキリするような香りが特徴だそう。そのほかミント、セージ、タイム、ルバーブなど約40種類のハーブが至るところに! 園内を歩いていたら気分もリフレッシュできました☆
ハーブを使ったメニューや体験講座も♪
ラベンダーの見頃は6月中旬~7月上旬。短い期間しか見られないからこそ、訪れる醍醐味があるというもの。
今シーズンの見頃は終了してしまいましたが、ハーブ園内の「香楽亭」ではラベンダーソフトクリームやハーブティーが通年で楽しめちゃいます! ハーブを使った料理教室やクラフト体験講座も開催しているのでチェックを。
7月下旬~8月は、キツネノカミソリが見頃に!
公園東口にはキツネノカミソリの群生地があり、7月下旬~8月に見頃を迎えます。写真映えスポットは、カタクリの園付近や大田和群生地。特徴的な名前は「葉の形がカミソリに似ていて、花の色がキツネをイメージさせるから」という一説も。緑の中に鮮やかな橙色が映え、その光景に圧倒されます。
どんなに美しいものでも、自然が生み出す美しさには敵わないですね…! 厳しい暑さの中で繊細に咲く花々を見ていると、不思議と心も落ち着きます。熱中症対策を万全にして出かけてみてくださいね♪
(取材日:2019年6月)
- とちぎの百様HOME
- 体験ルポ
- とちぎの百様めぐり 写真映え必至!幻想的な夏の花畑編 2019