ポカポカ陽気も増えてきて、いよいよ春本番! とちぎの百様の中には、春のお出かけシーズンにぴったりの観光名所もあるんです。今回は県東エリアの4つのスポットを女子向けにピックアップ。自然豊かな景色を楽しみながら、真岡鐵道でのんびりと巡っていきます♪
【真岡鐵道様】真岡駅から春の女子旅に出発~!
茨城県筑西市から栃木県茂木町を結ぶ「真岡鐵道」。県内では益子町・市貝町・茂木町のエリアを毎日運行しています。平成6年から土日祝日を中心にSL列車も通年運行するようになり、全国から多くのSLファンが訪れています。
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旅のスタート地点、真岡駅に到着!
真岡鐵道に乗るのはもちろん、真岡駅に来るのも初めて。どんな旅になるのかワクワクしています! 駅舎をよく見ると、これはもしかして機関車の形…!? スタッフの方に話を聞いたところ、平成9年に蒸気機関車をモチーフにした駅舎に改築したそうです。真岡鐵道は観光のイメージが強いですが、明治45年の開通以来、地元の人たちの交通手段として現在も活用されています。
駅の南側にはSLミュージアム「SLキューロク館」があり、施設内を無料で見学できるそう。
電車が来るまで時間もあるので、少し立ち寄ってみましょう!
SLキューロク館で蒸気機関車を見学
真岡鐵道といえばSL列車。でも実際に運行しているのは土日祝日のみなんです。
しかしガッカリするのはまだ早いですよ! 「SLキューロク館」では蒸気機関車の見学ができるんです。展示されているのは、大正時代の代表的な蒸気機関車「9600形蒸気機関車」。“キューロク"の愛称で親しまれていたことから施設名に名付けられました。館内には旧型客車もあり、実際にシートに座って乗車気分を楽しむことができます。
電車に乗って、出発進行~!
ホームに戻って電車に乗り込み、いよいよ出発です! 通常の車両も小さくて可愛い♪
線路沿いには桜と菜の花が咲く絶景スポットもあるそうです。今度来た時は「SLもおか号」にも乗ってみたいな。
【とちぎのいちご様】今が旬の「とちぎのいちご」を思いっきり堪能!
生産量・販売金額ともに日本一を誇る栃木のいちご。
定番の「とちおとめ」や「スカイベリー」、夏秋いちごの「なつおとめ」など、県内の至るところでさまざまな品種が誕生しています。
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いちご狩りで春の味覚を満喫♪
北山駅で下車し、北関東最大級の「JAはがの 益子観光いちご団地」へとやってきました!
12月~翌5月の栃木県はいちご狩りシーズン。毎年この時季を楽しみにしている人も多いんじゃないでしょうか♪受付を済ませて、早速ハウスの中へ…。
ハウス内には真っ赤ないちごがいっぱい!
ここで味わえるのは、栃木県を代表する品種“とちおとめ"。さっそく、赤く熟しているものを探します。甘いいちごを確保すべく、いちご狩りのほのぼのとしたな雰囲気とは裏腹に真剣勝負です。
ハウス内を進んでいくと…見つけました! 大きい~!! 甘さと酸味のバランスが最高♪大粒のものだけでなく、小粒のいちごも甘くて濃厚です。いちご好きにとって至福のひとときです(笑)。
地元で採れた新鮮な農産物が盛りだくさん!
直売所では贈答用のいちごはもちろん、いちご関連の商品も販売しています。あれだけたくさん食べたのに、隣接するショップで採れたてのいちごを使ったジェラートもパクリ。しあわせ~♪
そして新鮮な農産物も見逃せません! 周辺地域で採れた素材を使ったジャムに豆腐など、その土地ならではの食品も。まだまだ旅は続くのに、つい買いすぎてしまいそうです。
【益子焼様】 益子町城内坂通りで、心ときめく器探し♪
日常使いの民陶として受け継がれてきた益子焼。
実用性に加え、芸術性も兼ね備えた益子焼は現在も多くの人々に支持され、毎年春秋に開催される「益子陶器市」では全国から約60万人が訪れています。
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益子町「城内坂通り」で益子焼のお店めぐり!
次は益子駅で下車し、城内坂通りへ。今回立ち寄ったのは、ギャラリーショップ「もえぎ城内坂店」。店内には地元で活躍している作家を中心に、全国から集められた陶芸品が整然と並んでいます。
シックで落ち着いた作品、美しい絵柄が施された作品などそれぞれ趣が異なり、作家独自の感性が生み出した小世界を見ているようです。「陶芸品といってもこんなに種類があるんだ…」と圧倒されました。
個性溢れる陶器の世界に浸る
「お気に入りの器を使うだけで、普段の食卓がとても華やかになるんですよ!」と話してくれたスタッフさんたち。皆さん、好きな作家の作品を少しずつ集めているそうです。
一つひとつ丁寧に作られた陶器。さらに自分が選んだ愛着のあるものとなれば、日常の暮らしも色づきそう! その言葉に感化され、さっそく自宅用の器を探すことに。
可愛い陶器を発見!
カップ、お茶碗、急須など、可愛い器もいっぱい。あれこれ悩んで、気になったのがこちらの数点。でも…どれも素敵で吟味するのには時間が足りない! また必ず来ようと心に決め、店を後にしました。さまざまな系統の作品がたくさんあるので、時間に余裕を持って来店するのがおすすめです。
【とちぎの道の駅様】道の駅もてぎで、名産品をGET!
栃木県内の数ある道の駅の中でも、圧倒的な人気を誇る「道の駅もてぎ」。
ここでしか味わえないご当地グルメや、地元産のゆず、えごまなどを使ったオリジナル商品が充実しています。
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年間約200万人が来場する人気スポット
終点の茂木駅に到着。最後は、平日も多くの人で賑わう「道の駅もてぎ」にやってきました! こちらで有名なのは、茂木産の食材を使った人気グルメの数々。ご当地ラーメンとして誕生した「もてぎのゆず塩ら〜めん」は、全国道の駅グルメNo1決定戦「道-1グランプリ2018」で3年連続グランプリを受賞しました。そのほか新鮮な農産物や加工食品、アイスなど“茂木名物"を心ゆくまで堪能できます。
特産品のゆずを使った加工食品が充実!
ゆず製品は保存料、合成着色料、食品添加物は使用せず、工房で手づくりしています。
こんなに種類があるとは驚きました! どれを選んでいいか迷ってしまいますね(笑)。ジャムやドレッシングをはじめ、ゆずしお、ゆず酢、ゆず塩だれなどめずらしい商品も(※時期によって取り扱いのない商品もあり)。
私はジャムと塩だれを購入しました。いろいろな料理で活用できそう☆
茂手産米粉100%のバウムクーヘン
道の駅内にある洋菓子工房&カフェ「バウム工房 ゆずの木」のバウムクーヘンも人気です。小麦粉は一切使わず、茂手産コシヒカリ100%の米粉を使用。地域活性化に取り組む優良事例として、平成30年に行われた「第5回ディスカバー農山漁村の宝」のグランプリにも選ばれました。
ふわっと軽い食感にリピーター続出!
「ソフトバウムクーヘン」は、ふわふわでしっとり。米粉を使っているせいか、通常のバウムクーヘンに比べて軽い食感なのでどんどん食べられちゃいます。
中央の部分にチーズが入った「チーズインバウムクーヘン」には、固めのハード生地を使用。表面はサクッとした食感で、中は濃厚なチーズクリームがとろ~り…。どちらも美味しすぎて、一瞬で虜になりました! また茂木に来た際は購入せねば…!
真岡鐵道の旅 お気に入りショット
今回の真岡鐵道の旅は、見応えあり、食べ応えありで大満足の旅になりました!
知っているようで知らなかった県東エリアの魅力を再確認できたのも大きな収穫。
普段は車移動という人も、たまには真岡鐵道でのお出かけを楽しんでみては☆
いつもとは違う景色が見えてきますよ!
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