体験ルポ

とちぎの百様めぐり 異国情緒編

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異国情緒を感じる歴史ある建物。外から見てるのも楽しいですが、中に入ればその不思議な空気感にグッと惹きこまれるんです!!今回、とちぎの百様(★1)の中から異国情緒あふれる建物を巡ってきました~♪
★1…後世に残したい、大切にしたい、自慢できる栃木県の100の地域資源のこと。
(2016.12.20体験ルポ公開)
 
【中禅寺湖畔別荘群様】今注目の2つの大使館(日光)

“夏は外務省が日光に移る”とまで言われた、国際的な避暑地。明治中期から昭和初期の頃には、外交官をはじめ、多くの外国人が避暑に訪れていたのが日光の中禅寺湖畔なんです。最盛期には、大使館や外交官の別荘が、なんと!40棟以上建てられていたんだとか。ベルギーやフランスの大使館別荘は、今も利用されているんですよ♪
≫とちぎの百様「外国大使館別荘群(日光中禅寺湖畔)様」ページへ!

 
美しい景色に囲まれた、イタリア大使館別荘 記念公園

国の登録有形文化財に登録されている「イタリア大使館別荘 記念公園」。美しい緑に囲まれたそこは、季節ごとに違った表情を見せてくれます。
また、かつては湖からボートを使って行き来していたため、湖面からみた姿が一番美しいといわれているんですよ♪
≫「イタリア大使館別荘 記念公園」スポットページへ

 

復元された、本邸
本邸(メインの建物)は、有名な建築家で外交官でもあるアントニン・レーモンドの設計。この本邸で、イタリア大使とその家族がのんびり過ごしたんだとか。
床板や建具、家具などをできるだけ再利用し、当時の状態に復元されているので、タイムスリップしたような気分になれちゃいますよ♪

 

湖に面した2階♪
湖に面した2階は、主に寝室が並んでいます。椅子に座ると大きな窓から中禅寺湖を眺めることができます。時折通る遊覧船などを望むこともできるんですよ!

 
中禅寺湖沿いに佇む、英国大使館別荘 記念公園

同じく中禅寺湖沿いに佇むのは「英国大使館別荘 記念公園」。平成28年7月に120年の時を経て一般公開をスタートしました。
英国大使館別荘は、桂小五郎や大久保利通、西郷隆盛らとも交流し、明治29年の明治維新に大きな影響を与えた英国の外交官・アーネスト・サトウ自らの山荘として建てられました。その後、英国大使館別荘となり、平成20年まで歴代大使が別荘として利用。平成22年に栃木県に無償譲渡され、解体修理が行われて、美しく復元された今、多くの観光客に人気のスポットになっています。
≫「英国大使館別荘記念公園」スポットページへ

 

2階の広縁から、奥日光の景色を堪能!
2階の広縁からは、中禅寺湖や白根山など、奥日光の素晴らし景色を見ることができます。サトウや歴代大統領が愛した「絵に描いたような風景」を満喫することができますよ!
また、歴史や英国文化についての展示、紅茶やお菓子を楽しむことができる有料の喫茶スペースも設けられているので、のんびり過ごしてみては?

 
【野木町煉瓦窯様】日本の近代化を支えた大きな窯(野木)

日本の近代化を進めていた時代、建物に多く使われていたのが赤煉瓦。その赤煉瓦を生産していた窯のひとつが、この「野木町煉瓦窯」なんです!16角形の不思議な形をした煉瓦窯は、国指定の重要文化財になっています。
≫とちぎの百様「野木町煉瓦窯様」ページへ

 
日本最古のレンガ窯!野木町煉瓦窯

秋晴れの空の下に、長い煙突と、煉瓦で作られた16角形の不思議な建物。そう!コチラが野木町煉瓦窯様!!
この煉瓦窯は、ホフマン式と呼ばれる煉瓦窯で、明治23年から昭和46年までの間、多くの赤煉瓦を生産してきました。その時代は建物に多くの赤煉瓦を使用していたため、赤煉瓦の製造で日本の近代化に貢献した“縁の下の力持ち”なんです!!しかも!創業時から120年以上経過した現在に、ほぼ原形のままで存在しているホフマン式の煉瓦窯は貴重で、昭和54年に国の重要文化財に指定され、さらに平成19年には「近代化産業遺産群」の一つに選定されているんです!
≫「野木町煉瓦窯」スポットページへ

 

小さなドーム型の入口
道順に沿って歩いていくと、小さなドーム型の入口が見えてきます!ここから中へ入ることができるんですよ♪

 
ホフマン式の煉瓦窯内

中には、煉瓦が飾られていたり、その場所でどんなことが行われていたかなどの説明書きなどが飾られています。
 
場所によって、鉄骨で補強されている部分もあります。これは、保存に重点を置く窯になっているため、窯の形にあわせて鉄骨を調整し、このような形で補強がされているんです。文化財を守るという点から、取り外し可能なように設置されているんですよ!
 
階段を上って2階へ

階段を上って2階へ。窯になっているのは1階だけなので、コチラは窯の上部にあたります。円形になっているのがよくわかりますよね!
 
よーく見てみると、なんだか丸いものが。これ実は、投炭孔(燃料を入れる穴)なんです!2階から粉炭を投入して、窯を燃焼させていたんだとか。2階には400個もの投炭孔が並んでいます。

 
野木ホフマン館の模型をチェック!

どのように赤煉瓦が作られていたのかは、野木ホフマン館にある模型を見るとよく分かります。
 
この野木町赤煉瓦窯には1階に16の窯があります。全ての窯を燃焼させるわけではなく、2つずつ窯を燃焼させて、焼き終わったら隣へ火を移しまた2つの窯を燃焼させる…というように、連続操業をして効率的に赤煉瓦を出荷できるように工夫しながら作業をしていたんです。23日間で窯の火が一周し、その一周で約22万個の赤煉瓦を製造することができたといわれています。
ここで作った赤煉瓦は、県内だけでなく、日本国内の多くの場所で使われていたそうです。その赤煉瓦を探してみるのも楽しいかもしれませんネ☆
アッ!ちなみに、野木町赤煉瓦窯で芸能人のカレンダー撮影も行われたことがあるんですよ!スゴイですよね♪

 
【大谷石様】大谷石を使った歴史ある教会(宇都宮)

とちぎに住んでいると、見慣れてしまって気づきにくいかもしれませんが、街のいろいろな所で使われている大谷石。
大谷石の代表的な性質は、「火に強い」、「軽い」、「柔らかい」の3点。この性質を活かし、また質感の良さも評価されて、建造物の壁面や床に使われていることが多くなっています。
≫とちぎの百様「大谷石様」ページへ

 
大谷石建築のカトリック松が峰教会

大谷石を使った県内の代表的な建造物といえば、宇都宮市にある「カトリック松が峰教会」。大谷石建築としては現存している最大級のロマネスク・リヴァイヴァル建築(ロマネスク建築に着想を得た19世紀後半によくみられる建築様式)で、平成10年に国の有形文化財に登録されました。
≫「カトリック松が峰教会」スポットページへ

 

歴史を感じさせる外観!
県内に住んでいるとやっぱり見慣れてしまうけど、改めてよく見てみると歴史を感じさせる雰囲気がありますよね。

 

美しい教会内へ
教会の中に入ってみても、至る所に大谷石が使われていることがよく分かります。

 

撮影スポットにも♪
教会内は、やはり神聖な雰囲気ですが、大谷石があることで温かみもあって心が安らぎます。
県外からわざわざ足を運んでこの教会の写真を撮りに来る方もいるので、県内に住んでいる方も改めて松が峰教会を訪れてみては?

 
異国情緒めぐりお気に入りショット

異国情緒編と言いながら、なんだか歴史のお勉強みたいになってしましました~(笑)。でも、いろいろ学べたし、新たな魅力も発見できたし、いい旅でしたよ♪みなさんも、異国情緒巡りしてみてくださいネ~★