とちぎの百様

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くりたびじゅつかんさま

栗田美術館

世界を魅了した陶磁器(とうじき)は息をのむ美しさ

芸術を愛した男の情熱が生んだ、世界最大級の陶磁美術館なのです。

 わたくしは、「伊万里」と「鍋島」の陶磁器を2,000点あまり収蔵する、世界最大級の陶磁美術館でございます。「伊万里」・「鍋島」とは、江戸時代より肥前の国(現在の佐賀県や長崎県)で生産された磁器のこと。栃木県から1,000キロメートル以上も離れた九州の焼き物が、なぜ足利市に展示されているのでしょう?そこには、ある男の情熱のストーリーがあるのです。
 
 彼の名前は、栗田英男氏。足利市の豪商生まれの実業家で衆議院議員も勤めたお方。そう、彼こそが、わたくしの創立者でございます。「伊万里」とは、日本で最初に作られた磁器。豪華絢爛たる赤絵や想像を絶するような複雑豊富な形状は、当時より今も尚、世界中で高く評価され愛され続けております。「鍋島」は、佐賀藩(鍋島藩)において藩直営の窯で製造された高級磁器のこと。藩主の自家用品や、将軍家や諸大名への贈答品ですので、庶民のものとはかけ離れた最高級の美しさがございます。こうした美を誰よりも理解し、深く魅了された英男氏は、当時で数十億円ともいわれる私財を投じ、江戸時代の「伊万里」・「鍋島」のみを収集、研究してまいりました。そして、3万坪の景勝地に大小20あまりの格調高い建物を建て「栗田美術館」として開館いたしました。
 
 時代を経ても決して色あせない、華やかで完璧な美しさとともに、芸術を愛した一人の男の人生も感じていただけるとうれしく思います。

インフォメーション

■栗田美術館
〒329-4217 栃木県足利市駒場町1542