とちぎの百様

うつのみやぎょうざさま

宇都宮餃子

日本屈指(くっし)の餃子のまち、店の数だけうまい餃子がある

いつだって食べたくなる。宇都宮のソウルフードなのだ。

 どーもどーも!宇都宮市の名物いったら、やっぱりぼくら。その知名度はもはや全国レベル。ぼくらクラスになると、石像になったり、キーホルダーになったり、スナック菓子になったりしてるから、大物としての風格も出てきちゃってるんじゃない?
 
 でもね、正直、味は特別変わっているわけじゃなく、普通においしいの。そりゃそうだよ、庶民の日常の味だもん。特別な日じゃなくて、無性に食べたくなる日に食べるものなんだ。あるんだよ、そんな日が。もう、絶対絶対餃子じゃなくちゃダメーって日が!それもけっこうマメにね。4人家族で10人前テイクアウトしたり、1人でふらっと立ち寄って“焼ダブル・スイイチ(焼餃子2人前と水餃子1人前のこと。ツウなオーダーの仕方とされる。)”とか食べたりするんだ。そう、それが普通なんだよ、宇都宮市ではね。
 
 宇都宮市内には、餃子専門店と餃子を扱う料理店を合わせると、約300軒あると言われているんだ。食べ比べてみると、お店によって全然違うからビックリするよ。お気に入りのお店が一つでもできたら、もう宮っこの仲間入りさ。