とちぎの百様

あしかがおりひめじんじゃさま

足利織姫神社

朱塗りのお宮は緑に映えて美しく、眺望抜群(ちょうぼうばつぐん)

織物のまちの「恋人の聖地」は、夜景もロマンチック!

 私(足利織姫神社)は、産業振興と縁結びの神さまよ。足利は、なんと約1200年前から織物の生産地として栄えていたの。永らく機織を祀ることがなかったんだけど、1705(宝永2)年、足利藩主だった戸田忠利が、太古の昔より機織を司る天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)と天御鉾命(あめのみほこのみこと)の2人の神様を、もともとあった八雲神社へ合祀したの。それが私の由緒といわれてるわ。
 
 織物って、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織り合ってつくられるでしょ。それは男女のことも指すのね。そして祭神も男女2人の神様ということから、いつしか私は、「縁結びの神社」と言われるようになったの。素敵でしょ。
 
 私は、織姫山のちょうど中腹にあるの。朱塗りの艶やかなお宮は、緑を背景にするとより鮮やかで美しいわ。そして夜は、ライトアップされた神殿の雰囲気が最高なの。きっとロマンティックなデートになること間違いなしよ。縁結びが叶ったら、結婚式も初宮参りも七五三詣もおまかせよ。いつでも私のところに来てね。

インフォメーション

■足利織姫神社
〒326-0817 栃木県足利市西宮町3889