とちぎの百様

はっぽうがはらさま

八方ヶ原

きれい!レンゲツツジが群生(ぐんせい)する

ハイキングコース、キャンプ場完備!四季折々の自然の魅力を満喫しよう!

 私は、八方ヶ原。矢板市の北西にある高原山(たかはらやま)中腹に広がる、標高1,000~1,200メートルの台地です。季節は初夏が一番のおすすめ。5月下旬~6月にかけて、約20万株ともいわれるレンゲツツジの群生が、うす紅色の可憐な花を一斉に咲かせる風景は、一度見たら忘れられない美しさよ。澄んだ高原の空気に、花々の甘い香りがあふれて、とってもロマンティック。野鳥たちもその美しい歌声を楽しませてくれるわ。
 
 階段状の台地は、下から順に『学校平』、『小間々』、『大間々』と名づけられているの。『学校平』には、売店やレストランがある「山の駅たかはら」があって、矢板名物のリンゴジュースやあっぷるカレーを提供しているわ。約100haの『小間々』と約300haの『大間々』は、レンゲツツジが群生するところ。『大間々』には駐車場、展望台も整備されていて、絶好のハイキングスポットになっているのよ。
 
 山頂まで続く、美しい曲線を描くグリーン・ロードは、車やバイクでのんびりドライブするのにピッタリ。夏は平均気温22℃という爽やかさ、秋は燃えるような美しい紅葉と、四季折々の自然を気軽に楽しんでね。