『おめーさ、栃木弁はしゃべれっかい?おれ?おれはいわゆる、ネイティブスピーカーだんべな。小さい頃から、「手わすら①すんな」って怒られたし、えんぴつおっかいたり②、おもちゃぼっこしたり③、とうと④イタズラして、ちょっととっぽかったんかしんない⑤ね。え?何いってっかわかんねの?耳、大事かい?!⑥全部、標準語だっぺな~~!』(①手で何かをいじくり回す ②折ったり ③壊したり ④ずっと ⑤生意気だったかもしれない ⑥大丈夫ですか?!)
などというのは、ちょっと極端な例かもしれません。最近の「栃木弁」は、もっとそこはかとなく訛っています。なんとなくしり上がりなイントネーションで、どことなくアクセントもおかしい。微妙にだけど、疑いようもなく明らかに訛っているんですよねえ。
でも、それって恥ずかしいですか?確かに県外に遊びに行くと、最初は小声になっちゃうかもしれません。けれど栃木県に帰ってきて、誰かの「栃木弁」を聞いたとき、なんだかほっとしませんか?「あぁ、ふるさとに帰ってきたんだー」ってね。
そうです。「栃木弁」こそは、私たちふるさとの方言。「栃木弁」を誇りに思い、後世に遺(のこ)してまいりましょう。『おめーもおれといっしょに、どんどん栃木弁でしゃべっぺよ』
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栃木弁
様標準語じゃねえのけ~! ほっとする方言