とちぎの百様

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たけこうげいさま

竹工芸

竹のしなやかな曲線と繊細な網み目の美しさを表現

2人の人間国宝を輩出!しなやかな曲線で表現する竹アートをご覧あれ!

 竹とんぼ・竹うま・たけのこご飯…昔から日本人にとって竹は、とても身近な存在でございます。まっすぐのびた幹は、なめらかで美しく、軽くて弾力性もあります。その特性を活かして、様々な生活道具に姿を変え、豊かな生活をもたらしてくれました。なんと弥生時代には、竹を使ったざるやかごがすでに使われていたそうです。今では、1つひとつ手作りされた「民芸品」として、全国各地で愛されております。
 
 そんな中、大田原市を中心とした栃木県の「竹工芸」は、「民芸品」の域を超え、日本の「アート」として世界からも注目を集めています。大田原市はもともと良質の竹が採れることで有名。ゆえに大田原市には、たくさんの著名な竹工芸作家がおり、すばらしい作品をつくり続けています。現在、栃木県には竹工芸の分野で、勝城蒼鳳(かつしろそうほう)と藤沼昇(ふじぬまのぼる)の2人が、人間国宝(重要無形文化財保持者)として認定されています。人間国宝の制度が始まって以来、竹工芸で1県から2名が認定されるのは初めてのこと。いかに栃木県の竹工芸の水準が高いかおわかりいただけるでしょう。
 
 しなやかな曲線で表現する素朴で繊細な美しさは、竹工芸ならではのもの。この日本らしい美しさを、ぜひもっと身近に感じていただきたいと存じます。